ネコと暮らしていると人間の生活では起こらない事件が起こる。
床にウンスジ
うちのネコは ときどきだが肛門を床に擦り付けながら前に進んでいくことがある。
おなかをこわしているときというわけではない。ウンコが切れないときやなんとなく肛門が気持ちが悪いときなどに擦り付けるようだ。常にトイレを見張っているわけにはいかないので あとで気づくことのほうが多い。
擦り付けられた部分は床にウンコの痕跡が付いている。我が家ではこれをウンスジと呼んでいる。距離にして約30センチメートル。その時によるが長い時は1メートルほどになる時もある。ウンコをした直後の肛門を擦り付けているわけなので当然ながら臭い。擦り付けたその先にウンコそのものが落ちているときもある。
そのウンスジの対策としてある液体を使っている。
その名もバイオウィルクリア
少し消毒液のような匂いもするが この液体をウンスジに吹きかけて速やかに拭き取ったあと、そこに再度軽く吹きかけておく。すると短時間で見事に匂いが消える!この液体自体にはほぼ匂いがないので芳香剤のように匂いでゴマかす代物でもないのがイイ。
床にかけるのでうっかり自分が踏んでしまったり、ネコたちが歩いてしまったり心配もあるが、動物病院でも使われていて害がないと言う触れ込みなので信じて使っている。長年使っているがみんな元気でやっているので体に優しい液体だと思う。
さらにうちではウンコやオシッコをした後、スコップでブツを片付けたあとにトイレに吹きかけている。この使い方もかなり消臭効果があると思う。
家具でツメとぎ
椅子の素材選びには注意が必要だ。
猫はソファや椅子でツメをとぐのがとにかく好きだ。
20年以上ネコと暮らしてきて、これまでにさまざまなツメとぎを試しては見たものの、設置した場所だけでは済まないのがツメとぎだという結論に至った。なので椅子とソファの素材選びには注意と覚悟が必要だ。
ダイニングチェアにコットンのファブリック素材のカバーを付けているが、これは完全にツメとぎをされる。また合皮張りのチェアもとがれてしまっている。意外なことに本皮張りのチェアはとがれていない。とはいえ椅子の形状にもよると思うので必ずしも本革は大丈夫と言うわけではないと思う。
素材 | ツメとぎ状況 |
---|---|
ファブリック | めちゃくちゃとがれている |
合皮 | とがれている |
本革 | 大丈夫(みたい) |
ネコと椅子といえば漫画ホワッツマイケルにこんな話があった。
飼い主の鈴木家が憧れの籐家具を購入。 嬉しくてほくほくしているのも束の間 バリバリと音が聞こえる。マイケルがその高価な籐の椅子でツメをとぎだしていた。ダメだと何度言っても聞くはずがないマイケル。"ここでツメをとぐな"と貼り紙を貼ったが効果がない。磁石の反発で寄せ付けないようにしようと考えたが無理だと断念。どうしてもツメをといでしまうもんだから起死回生の案として椅子に近づくと「コラッ!」と声が出る仕掛けを作った。
そこに会社の上司が来訪し椅子に座ろうとしたら「コラッ!」とデカい声が出て上司がめちゃくちゃ驚かれる。
猫がここでツメをとぐもので籐の椅子に触ると声が出るようにしてあるんですと詫びる。"猫のいる家で籐家具を買ってはいけない"という言葉で締め括られる話だった。
名作!ネコ暮らしあるある!
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!
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