家族で楽しめるほのぼのコメディー映画。女性監督ヴァレリー・ワイスの2021年Netflix公開作品。
あらすじ
舞台は1999年のアメリカ、両親を交通事故で亡くした主人公12歳のビバリー(ジェマ・ブルック・アレン)は、祖母ゲイル (ジュリー・ボーウェン)と暮らしている。祖母は亡くした悲しみから娘(ビバリーのお母さん)のことをほとんど語ってくれない。
母のことを聞けないビバリーは自分は両親から愛されていたのだろうか と不安に感じながら生きている。そんな中、母の作ったミックステープ(カセットテープ)を自宅で発見!
生前の母のことを知ろうと急いでウォークマンにセットするが段ボールで眠っていたカセットテープは巻き込まれて無惨な姿に。。。手書きの曲目リストをもとに捜索開始。
時代はYouTube創業前の1999年。ビバリーは地元のレコード店に曲を探しに行く。
見どころ
- ジェマ・ブルック・アレンがとにかくうまい。"ザ・子役"という感じでアメリカ人俳優の裾野の広さを感じさせてくれます。
- 1999年という舞台設定がこの映画のキモ。両親が制作したミックステープに入っている曲をレコード店に探しにいく という簡単に検索できる現在では考えられないこの面倒な作業をしていくじわじわがイイんです。そしてそれをきっかけにして始まる人との繋がり、友情、家族愛が描かれる。そこがイイじゃないですか!
- あ、忘れてはいけない。祖母役(ジュリー・ボーウェン)って、、、すごくイイ。こんな美しい祖母はまずいない。
まとめ
ファミリー向けコメディー映画です。日頃、家族間の愛情に不安を感じているならオススメ。
コメント