米英豪合作のゾンビコメディー映画。エイブ・フォーサイス監督の2020年日本公開作品。
主演ルピタ・ニョンゴ、アレクサンダー・イングランド。
あらすじ
主人公は冴えないミュージシャン デヴィッド(アレクサンダー・イングランド)。長年付き合っていた彼女にフラれ、傷心で姉の家に転がり込む。
シングルマザーの姉を手伝うため、甥っ子が通う幼稚園でキャロライン先生(ルピタ・ニョンゴ)に出会って一目惚れ。キャロライン先生にぞっこんの彼は、自ら志願して甥っ子の遠足に同行することに。
遠足に行った先の牧場で突如ゾンビが出現する。
見どころ
ファミリー向けゾンビ映画
そもそも開始から20分以上、ゾンビはいっさい登場しません。出てくる気配もないです。
ずぅぅーっと主人公のデヴィッド(アレクサンダー・イングランド)のダメぶりが描かれます。
冴えないミュージシャンのデヴィッドは、路上で演奏しても見向きもされず、ハッパを吸って、VRでゲームやオナ●ーを楽しむ日々。ついに長年付き合っていた彼女にフラれ、傷心で姉の家に転がり込み、姉の酒を飲んで二日酔い寝ている始末。大人になりきれない大きな子供です。
一発逆転を狙って甥っ子を使ってのサプライズの結婚を申し込もうと試みますが、元カノは別の男とセックスの最中。もちろん失敗に終わり元カノのセックスを甥っ子に見せてしまうことに。。。
散々ダメぶりを見せられますが、デヴィッドは、甥っ子の遠足に同行し園児たちと過ごすうちに徐々に成長してイイところが少しづつ顔を出してきます。
というように、デヴィッドの成長ドラマの要素もあります。
もちろんこの映画はゾンビ映画です。
ゾンビ映画なんですが、その中で唯一のファミリー向けゾンビ映画ではないでしょうか。そんなもん、あるかい!と思うなかれ、ありました。この映画です。
特殊メイクによって確かにゾンビはグロい部分がありますが、ゾンビたちの動きが遅いですし、最後はキャロライン先生の歌で一緒に歌い出すんです!
はい、完全にファミリー向けゾンビ映画決定。(セックスシーンもオナ●ーシーンも一瞬だからギリセーフ)
ルピタ・ニョンゴ
言わずもがな、スティーヴ・マックイーン監督の「それでも夜は明ける」(2013年)でアカデミー助演女優賞を受賞した女優さんです!
だからと言うわけではないですが、何でしょうか。こういう作品でもしっかりと魅力的に映るこの存在感。
美しく、可愛らしく、そして勇敢な姿。そんな幼稚園のキャロライン先生役ルピタ・ニョンゴを見るだけでもこの映画の価値がある!と確信してます。
Taylor Swift – Shake It Off
映画のキーとなる曲で、遠足の移動中のバスの中でキャロライン先生(ルピタ・ニョンゴ)がウクレレを弾きながら歌います!
園児たちは先生の"Shake It Off"が大好き。歌うとみんな大喜び。
まとめ
ファミリー向けゾンビ映画という新ジャンルのゾンビ映画。
ルピタ・ニョンゴのウクレレ"Shake It Off"サイコー!
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