ジョン・カーペンター監督の1981年公開の近未来SF映画。原題は「Escape from New York」主演カート・ラッセル。1996年公開の「エスケープ・フロム・L.A.」は本作の続編。
スタッフ・キャスト
スタッフ
監督 | ジョン・カーペンター |
脚本 | ジョン・カーペンター、ニック・キャッスル |
製作 | ラリー・フランコ、デブラ・ヒル |
撮影 | ディーン・カンディ |
音楽 | ジョン・カーペンター、アラン・ハワース |
編集 | トッド・ラムゼイ |
キャスト
役名 | キャスト | 役柄 |
---|---|---|
スネーク・プリスキン | カート・ラッセル | 銀行強盗で終身刑となった元特殊部隊の軍人 |
ボブ・ホーク | リー・ヴァン・クリーフ | 収監前にスネークを呼び寄せた警察本部長 |
大統領 | ドナルド・プレザンス | |
デューク | アイザック・ヘイズ | マンハッタン島刑務所内のギャングのボス |
ハロルド・”ブレイン”・ヘルマン | ハリー・ディーン・スタントン | デュークの参謀 スネークの元特殊部隊仲間 |
マギー | エイドリアン・バーボー | ブレインの愛人 |
ロメロ | フランク・ダブルデイ | デュークの手下 |
キャビー | アーネスト・ボーグナイン | マンハッタン島刑務所内のタクシー運転手 |
Chock full o’ Nutts の女 | シーズン・ヒューブリー | マンハッタン島刑務所内のバーで出会う女 |
クローネンバーグ | ジョン・ストローベル | スネークにマイクロチップを注入した科学者 |
ナレーター、コンピュータの声(ノンクレジット) | ジェイミー・リー・カーティス |
あらすじ
1988年アメリカは中国・ソ連同盟との戦争の最中、犯罪が4倍に増加。アメリカ政府はニューヨーク マンハッタン島に刑務所を建設し高くそびえ立つ壁で囲んで犯罪者を隔離した。刑務所内に警備はなく囚人だけが暮らす人権無視の無法地帯となっていた。マンハッタン島とつながるすべての橋や水路には爆薬が仕掛けられ、壁の周囲を軍隊のような警察が監視し脱走を試みたものは容赦なく射殺された。刑務所に入ったら最後 二度と生きて出ることはできなかった。
時は流れマンハッタン島刑務所設立から9年後の1997年。政府に不満を持ったテロリスト(アメリカ解放部隊)によって大統領機エアフォースワンがハイジャックされ、意図的にマンハッタン島に侵入して島内のビルに衝突。大統領は衝突直前に脱出。救出のため軍が現場に駆けつけるも既に大統領は犯罪者に拉致されていた。大統領は和平サミットで核融合技術に関する重大な発表を予定しており、24時間以内になんとしても救出する必要があった。
警察本部長のボブ・ホーク(リー・ヴァン・クリーフ)は、元特殊部隊で叙勲されたが強盗の罪で収監予定となっていたスネーク・プリスキン(カート・ラッセル)を呼び寄せ、無罪放免を条件に大統領の救出に向かわせる。そしてスネークの体には科学者の手によって24時間以内に戻らないと血管内で破裂するマイクロチップが埋め込まれたのだった。
見どころ
キャラクターの魅力が満載
スネーク(カート・ラッセル)
主人公のスネークを演じるのはカート・ラッセル!とにかくカッコ良すぎるよ。そしておなかのコブラのタトゥーも最高じゃないか!
ジョン・カーペンター作品と言えば翌年公開の傑作SFホラー「遊星からの物体X」だって主役はカート・ラッセル。のちに「デス・プルーフinグラインドハウス」(2007年)、「ヘイトフル・エイト」(2015年)にも出演していてタランティーノだってお気に入り!
ブレイン(ハリー・ディーン・スタントン)
本作を鑑賞する1ヶ月ほど前にヴィム・ベンダースの「パリ、テキサス」(1984年)を観たばかりでこれが最高だった。そして予備知識無く本作を観たのでブレイン役でハリー・ディーン・スタントンが登場したときには歓喜して拍手をしてしまった。しかも登場カットは遠目からズームで近づいていくので余計に盛り上がる!ハリィーーーーー!「パリ、テキサス」の3年前にジョン・カーペンター作品に出演していたとは!ダークな本作にピッタリだと思うし名脇役とはこの人のことを言うんだと思う。他の作品でまた出会えることを楽しみにしたい。
キャビー(アーネスト・ボーグナイン)
生涯200本近い作品に出演しオスカー受賞もしているだけあってなんとも華のある俳優だ。タクシー運転手役の彼がボロボロのイエローキャブで登場し、スネークを乗せて走行するシーンもベテランならではの演技を魅せる!
バーの女(シーズン・ヒューブリー)
バー"Chock full o’ Nutts"でスネークが出会う女。スネークに私も一緒に連れて行ってと言ってキスする一歩手前まで行く。このふたりどうも息がぴったりだと思ったら撮影当時ふたりは夫婦!1979年から1983年まで結婚していて息子が一人いる。離婚後カート・ラッセルは1983年に現在の妻ゴールディー・ホーンと結婚している。
マギー(エイドリアン・バーボー)
結婚といえばブレインの愛人役マギーを演じた彼女は、当時ジョン・カーペンター監督の奥さん!本作の3年前の1979年に結婚し1980年には同監督のホラー映画「ザ・フォッグ」で主演を務めている。その後1984年に離婚。マギーはブレインの愛人という役柄だけあって胸の谷間を豪快に出して登場する。
ロメロ(フランク・ダブルデイ)
彼の演技がこの映画の雰囲気を決定づけた!とカート・ラッセルが発言しているとおり、デュークの手下ロメロを演じたフランク・ダブルデイ。笑い方、歩き方、ひとつひとつがものすごいインパクト!
ナレーター、コンピュータの声(ジェイミー・リー・カーティス)
嘘でしょ!と思ったが、確かにジェイミーの声だ。オスカー女優ジェイミー・リー・カーティスがノンクレジットだが声で出演している。なんとも豪華!
ジョン・カーペンターの音楽
冒頭から流れるダークなメインテーマ曲はジョン・カーペンター自身の作品だ。監督が音楽も手掛けちゃうんだから最強だ。ほかの彼が監督した映画「ハロウィン」「ザ・フォッグ」「クリスティーン」「ゼイリブ」だって彼が作っている。アルバムだって出しているんだから。どれだけ才能があるんだこの人は!
才能と言えば、本作にはターミネーターやアバターなど数々のヒット作を世に出しているあのジェームズ・キャメロンがスタッフとして名を連ねていて特殊効果を担当している。才能あふれるメンバーが集まっている!
まとめ
このダークな雰囲気好き過ぎるんだよ!
愛してるよ!ジョン!
以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。
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