【映画】【ココが見どころ】ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結

映画

最初から最後まで全編通じてジェームス・ガン監督のブラックな笑い満載のアクションコメディー映画。キャストにイドリス・エルバ、マーゴット・ロビー、ダニエラ・メルシオール、ジョン・シナ、 デヴィッド・ダストマルチャンほか。2021年公開作品。

あらすじ

アメリカの政府職員アマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)は、減刑と引き換えに集めた犯罪者で組成した特殊部隊、通称"スーサイド・スクワッド"を南米の島国コルト・マルテーゼに送り込む。

その国では過去からナチス時代に建てられた研究所ヨトゥンヘイムで「スターフィッシュ計画」という秘密の実験が行われていたが、最近起きた政権交代によって反米政権が発足。

彼らのミッションはそのヨトゥンヘイムを破壊し「スターフィッシュ計画」を抹消することだった。そしてその「スターフィッシュ計画」の全貌が明らかになったとき。。。

登場人(?)物

見どころ

オープニングでジョニー・キャッシュの"Folsom Prison Blues"に乗せて登場したキャラクター サバント。あの金髪ロン毛の。。完全に内田裕也さんでしたね。

実際のサバント役はジェームズ・ガン作品ではお馴染みのマイケル・ルーカーという俳優さんです。

やっぱりハーレイ・クイン

見どころは やはりハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)でしょうか。

今回もこの鉄板アンチヒーローキャラクターは最高でした。

一番好きだったシーンは、ルナ将軍のアジトから脱走するシーンで、円形の部屋の真ん中で来る敵をクルクル回転しながら次々に撃ち殺すシーン!カッコよかったですねー。(その後のお花ヒラヒラ演出もキレイですごくよかったですが、個人的には回転クルクルが好きでした)

いや、今回はナナウエに軍配!

CGで作られたサメのキャラクター"ナナウエ"はなんとあのシルベスター・スタローンが声優をやっています。すごくよかったです。

人を丸呑みして食べてしまうとても恐ろしいキャクターなのですが、つたなしゃべりがいちいちカワイイんです。萌え萌えです。

一番好きだったのは、研究所ヨトゥンヘイム潜入に成功後、みんなで手分けして各所にプラスチック爆弾を仕掛けるシーンがあるのですが、

一刻を争う局面。高くそびえ立つ巨大な塔 ヨトゥンヘイム爆破のため、全てのフロアに爆弾を設置しなければならない状況。全員で手分けして一斉に粘土状の爆薬部分を壁に押し込んで設置していく中、ナナウエは粘土部分をコネて登場人物の1人"ピースメイカー"を形どって出来上がったプラスチック爆弾をかかげて 得意げに「ピースメイカー」っていって見せるシーン。

最高でした。可愛い過ぎる。

あ、あとラストシーンで街ナカを怪獣に向かって走るシーンもなんか愛おしかった!

いやいや、今回はキャラだけではない大迫力映像!

ちょっと選べなくなってきた。登場から海で溺れたウィーゼルだってもっともっと観たかったし。

ブラッドスポート役のイドリス・エルバ、カッコ良過ぎで最高だったし。

ピースメイカー役 元プロレスラーのジョン・シナの存在感もよかったし。

政府職員でこのプロジェクトのリーダー アマンダ・ウォラー役のヴィオラ・デイヴィス重鎮じゅうちん感も良かったし。

しかし、

ネタバレしてしまいますが、今回の見どころはやはりまさかの"怪獣"登場でしょう!

今回の物語でアメリカ政府が隠蔽いんぺいしようとした「スターフィッシュ計画」の正体である宇宙生物"スターロ大王"。このどデカくなった"スターロ大王"が登場するシーンのインパクト。そして街を破壊するシーン、大迫力で圧倒されます。

スーサイド・スクワッド VS スターロ大王 というまさかの構図。戦闘シーンは大迫力!

虐げられた者たちの存在価値を問いかける

しかーーーーーーし!それらを覆していちばんの見どころは、

この映画のキーパーソン、今回が全米映画デビューのポルトガルの女優さんダニエラ・メルシオール演じるクレオ・カゾ、別名"ラットキャッチャー2"です。ラストシーンの中で回想シーンで出てくる父との会話が、、、、イイ。

クレオはネズミ達を自在に操れます。ネズミたちを操るための道具"ネズミ灯"を製作した父は天才でしたが祖国ではホームレス生活を余儀なくされ、そして心を病み死んでいった。その父とクレオが生前に交わした会話が なんとも泣ける!

娘(クレオ):「なぜネズミなの?パパ」

父:「ネズミは世の中で最も底辺にいて嫌われている存在。でも生きてるんだ。

俺たちだってみな同じだろ。」

じぃぃぃぃぃーーーーーーん。😂

そうです。そもそも"スーサイド・スクワッド"のメンバーは、世の中からしいたげられた人間や怪物たちの集合体ですから。

この言葉が、なんかすごく

そしてもちろん、音楽が最高でした!やはりジェームズ・ガンのセンスでしょうか。2014年に監督した映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のサウンドトラックの売上で全世界で250万枚という記録を叩き出した人ですから、この映画でも音楽が外れるはずありませんね。

ジム・キャロルバンドの"People Who Died"!衝撃のオープニングからのこの曲!イイ!

ピクシーズの"Hey"。あのシーンでこの曲というカッコよさ!

見どころが書ききれないっ。

まとめ

前作の低評価の 払拭ふっしょくに成功!ジェームズ・ガンによってよみがえったスースク、最高!

以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!

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